発表会の思い出は、舞台の上だけではありません
selah音楽教室が毎年大切にしている「プログラム」のこと
selah音楽教室の自慢のひとつ。
それは、発表会です。
子どもたちが日々積み重ねてきたものを舞台の上で花開かせる、特別な一日。
けれど、私たちが大切にしているのは、当日の演奏だけではありません。
その日を迎えるまでの時間も、
胸を高鳴らせながらプログラムを開く瞬間も、
おうちに持ち帰って何度も見返す時間も、
すべてが子どもたちとご家族にとっての大切な思い出になると考えています。
だからこそ、selah音楽教室では、発表会のプログラムにも毎年しっかりと心を込めています。
実はこのプログラム、4年在勤してくれている事務スタッフが毎年制作してくれています。
彼女はイラストレーターであり、デザイナーでもある方。
教室の空気や私たちの思いをよく理解した上で、その年の発表会のコンセプトに合わせて、
世界にひとつだけの表紙を形にしてくれます!
これが本当に素晴らしいのです。
2023年の表紙は、草原の丘の上に置かれたグランドピアノから光があふれ出すような、
幻想的で美しいデザインでした。
音楽がこれから羽ばたいていくような、希望やきらめきを感じさせる表紙で、
発表会の始まりにふさわしい一枚でした。2023年プログラム表紙
2024年は、あたたかな夕景の中にひまわり畑が広がる、夏らしく印象的な表紙。
奥へと続く小道や家、そこからこぼれるような音の気配まで感じられる、物語性のあるデザインでした。
しかもこの年の表紙には、教室が“隠れミッキー”のようにそっと描き込まれていて、
そんな遊び心まで含めて、とても愛おしい作品になっています。2024年プログラム表紙
そして近年は、さらにそのこだわりが深まっています。
子どもたちと講師とで演奏する「2台ピアノによるお話組曲」の世界観そのものを、
プログラムの表紙に映し出してくれるようになりました。
2025年の表紙では、舞台装置のような額縁の中に、
物語の一場面を思わせる世界が丁寧に描かれていました。
重厚なカーテン、鍵盤を取り入れた舞台、そして『くるみ割り人形』を想起させる登場人物たち。
ただ可愛いだけではなく、どこかクラシカルで、絵本のようで、
子どもたちがこれから音楽の物語の中へ入っていくような高揚感があります。
2025年プログラム表紙
そして今年は、「動物の謝肉祭」。
演目に合わせて、また新たな世界が表紙に生まれています。

こうして毎年プログラムを作っていると、これは単なる案内冊子ではありません。
発表会の日時や曲目を確認するための紙ではなく、
その年の子どもたちの頑張りや、教室の空気や、舞台の記憶を閉じ込めた一冊なのです。
子どもたちは、自分の名前が載ったプログラムを嬉しそうに見つめます。
保護者の方にとっても、それは当日の緊張や感動を思い返せる、大切な記念になります。
何年か経って見返したとき、その年の演奏や表情、舞台の空気までふっとよみがえる。
そんな存在になってくれたらと思いながら、毎年この一冊を大切に作っています。
私は、子どもたちへの教育は、レッスンの中だけで完結するものではないと思っています。
どんな舞台を用意するか。
どんな経験として心に残してあげるか。
どこまで丁寧に、その時間を彩るか。
そういう細部にこそ、その教室の姿勢が表れるのではないでしょうか。
selah音楽教室は、演奏だけを教える教室ではありません。
子どもたち一人ひとりの成長を大切にしながら、
その歩みがかけがえのない思い出になるように、舞台の外側のことにも心を配っています。
発表会のことは、またこれから少しずつご紹介していきたいと思います。
ソロだけでなく、連弾、そして2台ピアノ。
子どもたちがどんな経験を重ね、どんなふうに育っていくのか。
selah音楽教室ならではの発表会の魅力を、今後もお伝えしていきたいと思います。
