少し恥ずかしそうにしながらも、
私が投げかける1つ1つに、ニコニコしながら答えてくれた1年生のK君。
ご挨拶もお返事もしっかりとできて、話もよく聞いている。
「聴く耳を持つ」ということ。
これは、体験レッスンの一番初めのメニューが肝心と思っています。
4歳以上のお子さんの体験レッスンでは
必ず一番初めにするメニューは『ピアノの音に耳を澄ませる』ことです。
聴くことがピアノでは一番大切だよ、と
その年齢の理解力に合わせた伝え方をしますが
その子なりに聴くことを意識できるようになります。
この後で、年齢やタイプに合わせたメニューに取り組みますが
GoStopのような、活発に動くメニューだとしても
騒いで収拾がつかなくなることはありません。
(保護者の方の心配事項に多い様です)
K君は、お姉ちゃんがエレクトーンを習っていることもあり
音感がとても良い!
褒めると益々、よく話を聞いてくれるようになります。
体験レッスンを終えた後のお母さま
「普段と全然違います。話もちゃんと聞かずにそわそわする事が多いのに
落ち着いて先生と会話がきちんとできていて驚いています」
これは、体験レッスンあるあるです(笑)
私たちの『仕事』は、形にないものです。
言葉や演奏で絶え間なく伝えていると、そこで成立してしまっているように見えてしまう。
でも、何のために何をしてどう伝えれば相手が理解できるのか?
を常に考えながら臨機応変に方法を変えていかないと
指導者側の自己満足で終わってしまうという、恐ろしい結果になりかねません。
話しが逸れてきてしまいそうなので(笑)
その事に付いては、また書きたいと思います。
K君、Selah音楽教室にようこそ♫
来月から一緒に音楽を楽しみもうね!