こんにちは、Selah音楽教室代表の原嶋です。
このところ寒暖差のせいか、体調を崩している生徒さんがとても多いですが
新学年になって生活が慣れる前にゴールデンウィークになり
疲れが出ているのかもしれませんね。
さて、バーナムというとても有名な教本があり
音が簡単なこともあり、譜読みに使用している先生もいるかと思いますが
うちの教室では、ある程度指が動く様になってから
「アーティキュレーション」を身につけるために使用します。
アーティキュレーションとは、簡単に言えば
スラーやスタッカートやアクセントなど、曲に表現をつけることです。
バーナムでそのアーティキュレーションを学ぶ時には
楽譜に書いてある通りに、何拍子でこの音符は何拍で・・という概念とは
大きく異なります!
例えば「両足をひらこう」という曲があれば
実際に子ども達に座って、足を開く動きをしてもらいます。
拍を叩くように、1、2、3、4・・と規則正しく足を開いていくことは
実際には、まずありませんね。
「どこが一番大変?」と聞くと「開く時が痛い!大変!」と答えられるので
どこに一番エネルギーがかかるか?が、よく分かるようになり
実際の演奏にすぐに結びつけることができるようになります。
このような指導の仕方は、このバーナムの指導者向け講座を
全国的に開催されていらっしゃる、木幡律子先生に今師事をしていますので
まずは自分が直接レッスンをしてもらい、その本当の使い方を知ることができました。
各章ごとに、まとめとして「元気いっぱい さぁひこう」という曲が出てきますが
これは、それまで習ったテクニックの何を使うのか?
子どもたち自身に考えさせて、弾いてもらっています。
その効果が現れてきたのが、1年生の男の子。
その様子は、次回のブログでお伝えします!