ブログ|立川市ピアノ教室 セラ音楽教室(立川市上砂町)

Selah BLOG

2023.4.9 教室の事について

採用面接を通して思う「音楽教室」の在り方

こんにちは、Selah音楽教室代表の原嶋です。

今日は穏やかな日曜日ですね。

 

さて、当教室では今、講師採用面接が続いておりますが

多くの方とお話をさせて頂く中で、音楽教室を経営する立場として

そして、一指導者としても思うことが色々とあります。

 

今、当教室を志望される方の多くは「指導スキルを学びたい」という理由。

前回のブログで書かせて頂いた、ありさ先生のように

お一人で教室を運営されている方は別なのですが、

 

音楽教室の講師として勤めていらっしゃるけれども、

全てお任せで自由だから、何が正解かわからない。

これで良いのかという迷いがある、スキルを身に付けられないなどなど。。

そんなお声を沢山お聞きしています。

 

当教室のように「コンセプトと指導方針が明確。ここに共感して下さる方に来て頂きたい」

というのは、珍しいのでしょうか?笑

 

勿論色々なお教室があるからこそ、ニーズに応えられるのであって

そういった考えも必要だと思います。

何が良い、悪い、ではありません。

 

私が大切にしていて、各先生方にお伝えしていることは

「方法やアプローチの仕方は異なっていても良いけれど

目指す方向性は、一致していないと困る」ということと

「生徒さんにとって何がベストなのかを考えてほしい」ということです。

 

昨年の発表会では、制限があれど久し振りに全員が揃ってステージに立つことができました。

人との関わりが希薄になったコロナ禍で、子ども達にアンサンブルを通して

人と調和する楽しさを知ってほしいという思いからの、全員アンサンブルです。

 

今年もまた、入会したばかりの小さなお子さまも含めて全員でアンサンブルをします。

みんな違って良くて、違うのが良いけれど

皆で同じ方向を向くためには、やっぱり講師陣が足並みが揃っていないと

子ども達を引き上げていくのは、難しいのではないかなと思っています。

 

それはそもそも、コンセプトと方針が明確だからかもしれませんが。

 

私が持っているスキルは、望んでいる方にお伝えしたいと思いますし

ピアノの先生を応援したい!という思いが強くあります。

 

そして「正解が分からないから、きちんと学びたい」と話して下さった方達は

生徒さんのことを考えて、悩まれているということですね。

その姿勢は、素晴らしいと思います。

 

けれど。。

 

中にはいきなり「指導法学びたいから志望します」とだけ

メッセージをお送り下さる方もいらして・・

「うちは、講師養成所ではありません」と思わずお答えしたくなるのですが(苦笑)

 

私は、何か確立されたプランを教わってレッスンしている訳ではなく

どうしたら良いのだろう?と常に模索しながら、色々なものを勉強して

取り入れて、上手くいかずまた学んで工夫して。。。

 

そうして今の指導方法を作り上げてきました。

だからこれが正解と思っている訳ではなく、今後も進化していくと思います。

 

大切なのは誰かから何かを教えてもらう、よりも

目の前の生徒さんに、何ができるか?と、試行錯誤すること自体が

指導法そのものが身に付くのではないかと考えています。

 

「心と(自ら)考える力を育む」

これが、当教室のコンセプトです!

共感してくださる方に、ぜひ来て頂きたいと思います。

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