立川市、Selah音楽教室代表の原嶋です。
先週から、個人面談週間が始まりました。
50名近くの保護者の方お一人ずつお話しするのはもちろん大変ですが
普段お忙しい保護者の皆さまと、中々ゆっくりお話できませんので
お子さんのこれまでの成長やこれからについてお話をさせて頂くのは
本当に貴重な時間です。
私が一貫して、子ども達や保護者の方にお伝えしているのは
「分からない、できないことは悪いことではない」ということ。
特に子ども達には「分からなければ何度でも教えてあげるから言ってね。
先生、何度も教えるから」と伝えています。
今の子ども達は、失敗を怖がってチャレンジをためらう子が多いのですが
大抵1年もの間「分からない、できないことは悪いことではない!」と言い続けていると
子どもは変わります。
初めは間違える度に、私の顔色を窺うように見ていた子ども達も
ちょっと難しそうなことにも、チャレンジできるようになってくるのです。
それでも「できないかも・・」と初めに言う子もいます。
「できるかできないかは、やってみなければわからないじゃない?
それに、できなければまたチャレンジすればいいじゃない?」と言うと
これも大抵できるようになります。
「ほらね!やってみないと分からないでしょう?」
そこでたとえできなかったとしても、もちろん良い訳で。
「チャレンジしたことの方が素晴らしい✨」なのです。
幼い内に、小さな失敗を乗り越える経験をした方が良いと、私は考えています。
何でも100点ばかりを目指さずに。
できるようになるプロセスを、大いに認めてあげたい。
勿論、大人になったらそうはいかずに、結果を求められるようになるのだけれど。
失敗を乗り越えられないと、結果を出せる仕組みを学べませんから。
今は、習い事でも『何を習う』ではなく『誰に習う』の時代で
関わる大人によって大きく変わってきますので、
目に見えない部分を、大切に責任を持って育てたいと思っています。